
がんどうこ　●岩洞ダム　●岩手県盛岡市

岩洞湖

岩洞湖は、岩手県の中央部、県都盛岡市の北東に位置する玉山区藪川に昭和35年9月に誕生しました。盛岡市の中心から42km北上山地を目指し、国道455号を北東に走ると「外山早坂高原県立自然公園」があります。シラカバやナラなどが織り成す丘陵性の穏やかな山々に囲まれた岩洞湖は四季折々に美しい情景を描き出します。
岩洞湖は奥羽山脈・岩手山（南部片富士）の東部山麓に拓かれた水田地帯の潅漑や発電用を兼ねた多目的ダムとして地域の活力源を担うダム湖です。湖水の面積は中禅寺湖、湖岸線の距離は十和田湖に匹敵する広大な規模を誇り、春・夏はスズラン・ミズバショウなど季節の花々が咲き、湖畔にある「岩洞湖家族旅行村」のキャンプ場がにぎわい、秋はきのこ狩りで人気があります。また「岩洞湖活性化センター」でのそば打ち体験、体験農園など、冬は本州一の寒さを体感しての氷上ワカサギ釣りなど、遠方からの多数の観光客が訪れます。