ダム湖百選

みやがせこ ●宮ヶ瀬ダム ●神奈川県清川村・愛川町・相模原市

宮ヶ瀬ダム

宮ヶ瀬湖は、神奈川県北西部に位置し、東京、横浜から50km圏内の郊外にあるみどりに包まれた広大な湖です。
宮ヶ瀬湖とその周辺は、丹沢大山国定公園と県立丹沢大山自然公園として良好な自然環境が保たれています。宮ヶ瀬湖のある中津川は丹沢山峰の大山、丹沢山に源を発し、宮ヶ瀬湖を経て支川早戸川を合流した後、山麓を流下し、相模川に合流します。中津川の水源を育む東丹沢県民の森は、モミやブナ、ナラなどの美林で県有林として計画的に整備され、モミの巨木の群生で知られる「札掛モミの原生林」などの森林地帯が広がっています。

見どころ
●宮ヶ瀬湖水の郷交流館(宮ヶ瀬湖畔園地)清川村のページへ
湖底に沈んだかつての宮ヶ瀬地区の歴史、文化、産業など郷土の資料を展示しています。
●県立あいかわ公園(ダムサイト地区)(公財)宮ヶ瀬ダム周辺振興財団のページへ
宮ヶ瀬ダム直下の河岸段丘に広がる公園。春から初夏にかけては斜面を彩るツツジが見頃です。園内ではロードトレイン「愛ちゃん号」に乗って、40分の遊覧を楽しむことができます。
●鳥居原ふれあいの館(鳥居原地区)
宮ヶ瀬湖畔にあるオランダ製のカリオンの鐘をメインシンボルとした地域交流施設。農産物の直売や陶芸教室などの体験教室が行われ、レストランを併設しています。
 
●観光放流 詳細は相模川水系広域ダム管理事務所ページへ
毎週水曜・毎月第2日曜の11:00と14:00に各6分間実施しています(12/29〜1/3は休止)。1秒間に30m3の迫力ある放流を楽しむ事が出来ます。
●宮ヶ瀬ダム 水とエネルギー館 詳細は相模川水系広域ダム管理事務所ページへ
ダムが生み出す水とエネルギーについて楽しみながら学ぶことができる施設です。
開館時間:午前9:00〜午後5:00  入館料:無料
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29〜1/3)
満々と水を湛える宮ヶ瀬ダム
東丹沢の山塊の水を集めて流域のくらしを守る宮ヶ瀬湖
観光放流
水とエネルギー館

イベント
●宮ヶ瀬ダム森と湖に親しむ旬間(7月下旬)
「森と湖に親しむ旬間」イベントとして、観光放流、ダム堤体内一般開放が行われます。
●みやがせ フェスタ 夏の陣(8月)
イベントカレンダーへ【(公財)宮ヶ瀬ダム周辺振興財団】
県立あいかわ公園を中心に物産展、ステージショーなどが行われます。
●みやがせ フェスタ 秋の陣(11月上旬)
イベントカレンダーへ【(公財)宮ヶ瀬ダム周辺振興財団】
秋の湖畔からの景観が美しい鳥居原園地で物産展、フリーマーケット、各種体験教室、ステージショーなどが行われます。
カヌー教室
親子で参加するダム見学

アクセス

[鉄道利用]
小田急本厚木駅から愛川大橋までバスで40分徒歩20分
またはJR淵野辺駅から半原までバスで50分徒歩30分
[車利用]
東名高速自動車道厚木ICから約60分
または中央自動車道相模湖ICから約50分

宮ヶ瀬ダム(宮ヶ瀬湖)諸元

目的/洪水調節、水道用水の供給、河川環境の保全のための流量の確保、発電
ダム位置(左岸)/神奈川県相模原市津久井町青山地先/愛甲郡愛川町半原地先
ダム位置(右岸)/神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬地先/愛甲郡愛川町半原地先
河川名/相模川水系中津川
型式/重力式コンクリートダム
総貯水量/193,000,000m3
流域面積/213.9km2
(うち導水面積112.5km2)
湛水面積/4.6km2
完成年/平成13年
管理者/国土交通省
管理所名/国土交通省 関東地方整備局
相模川水系広域ダム管理事務所
管理所の住所/神奈川県相模原市津久井町
青山字南山2145-50
TEL:046-281-6911

関連ホームページ

●清川村
http://www.town.kiyokawa.kanagawa.jp/
●国土交通省関東地方整備局
 相模川水系広域ダム管理事務所
http://www.ktr.mlit.go.jp/sagami/
●公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団
http://www.miyagase.or.jp/
●相模原市
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/