質問1. |
「操作表示器」には操作部、表示部、非常停止SWがあるが、どのような装置なのか?「第4章 設備機器仕様」にも記載されていない。
遠方手動操作装置の「操作表示器」は、どんな装置か。 |
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回答 |
遠方手動操作装置はPLCで構成し、操作部および表示部はタッチパネル付ディスプレイで構成する。非常停止SWはハードスイッチで構成し、スイッチボックスに収容してOAテーブル上に配置する。 |
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質問2. |
本仕様書の範囲では(枠内)機側盤が処理設備に入るようになっています。機側盤そのものを処理設備で製作するのでしょうか、PLC部分を製作、機側盤に組み込むのでしょうか。この場合、機側盤が既設でPLCのスペースが無い場合は別置きとなるのでしょうか。新設の場合はゲートメーカーと打ち合わせて実装場所を決めることになります。 |
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回答 |
枠内は、本仕様書で規定する範囲を示し、処理設備の範囲を示すものでは有りません。機側盤は放流操作の安全性と直接関係する装置であるため本仕様書の範囲としました。 |
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質問3. |
放流操作装置とは従来仕様の「演算処理装置Ⅰ+表示設定操作卓」が1つの装置になるのですか?複数の物理的な装置より構成されても良いですか?また2重化用の演算処理装置Ⅱは無くて良いですか? |
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回答 |
従来仕様の「演算処理装置Ⅰ+表示設定操作卓」が放流操作装置になります。また放流操作装置の2重化は行わず、重要データのバックアップ演算を放流判断支援・流出予測装置で行うことにしています。 |
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質問4. |
手動操作が必要なのは、非常用洪水吐、常用洪水吐と読みとれますが、どのような観点からでしょうか。また、入出力、遠方手動操作装置に使用するPLCの台数には制限がありますでしょうか |
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回答 |
遠方手動操作を行うのは、非常用洪水吐と常用洪水吐です。利水放流設備、選択取水設備については遠方手動操作は行いません。これは緊急な操作が必要でないため手動操作は機側で行っても支障がないと考えたからです。 |
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質問5. |
機側盤の「制御・処理部」と「制御部」の違いは何か? |
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回答 |
制御・処理部は、リレーロジック相当と開度制御を処理するブロックで、制御部はリレーロジック相当のみを処理するブロックです。 |
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質問6. |
ダム管理用制御処理設備の範囲の中では、映像系の扱いは対象外となるのか? |
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回答 |
そのとおりです。 |
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質問7. |
機側盤の伝送部は送受で分けて2式必要ということか? |
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回答 |
機側盤の伝送部は、入出力装置系(自動・半自動・開度設定値一回限り操作)、遠方手動操作装置系(手動操作)の2式です。 |
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質問8. |
関連設備となっている貯水位計測装置は、FL-netへの直結が前提でしょうか。この場合、前処理,データ検定処理,一時加工処理は貯水位計測装置で行われるという理解でいいでしょうか。
既設貯水位計を活用したいが、新仕様の機能(前処理,データ検定処理,一時加工処理)は持つように改造できない。この場合は、どのように考えたらよいか。 |
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回答 |
新仕様の機能(前処理,データ検定処理,一時加工処理)は備えた「貯水位変換装置」を別途設置することになります。 |
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質問9. |
光ケーブル接続盤に光変換器が設置されるということでしょうか? |
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回答 |
そのとおりです。 |
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質問10. |
自然調節ダムでファイル装置を入れても問題ありませんか?
(オプションとして、入れておく必要はありませんか?) |
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回答 |
自然調節ダムは、ゲートダムと比べて取り扱い情報が少ないこと、コスト縮減を徹底することから放流操作装置でファイルすることを考えています。標準仕様書ではこのままとします。 |
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質問11. |
FL-netについて、Melsec-net等の同等仕様を適用してもよろしいでしょうか? |
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回答 |
委員会で決定した、FL-netとします。 |
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