第5章 安全対策(5-1. 安全対策の基本事項)

【質問一覧】

質問1.   機側操作盤や計測設備(貯水位計、開度計等)の安全度水準、安全要求仕様が記載されているが、これらはダムコンの範囲外(関連設備)であり、この仕様書(案)に記載すべきなのか?
質問2.   設備ならびに機能に、安全度水準が記載されておりますが、設備と機能もしくはハードとソフトに分けて記載すべきではないでしょうか(JISC0508ではハード編とソフト編に分けた記載がなされています)。
質問3.   機能の安全性については、JISC0508でいう安全要求仕様で定めるものとし、・・・を含むものとするとありますが、この大元となるJISC0508の要求仕様を明記願います。
質問4.   操作指令異常時の誤動作防止とありますが、障害時は動作中のゲートを停止させるのでしょうか
質問5.   開度制御中のゲート設備異常時の処理とありますが、制御中は直ちに止めることでよろしいでしょうか
質問6.   伝送路断時の処理とは、除外にすることで宜しいでしょうか。それとも操作員にアナウンスして、手動操作を実施するのでしょうか
質問7.   伝送路復旧時の処理とは、除外を解除することで宜しいでしょうか
質問8.   入出力処理のPLC障害時の誤処理防止とありますが、障害時の動作中ゲートは、停止で宜しいでしょうか。また放流操作装置は、どこからデータを取り込むのでしょうか
質問9.   PLC障害発生時の誤動作防止とありますが、障害時は動作中のゲートを停止させることでしょうか
質問10.   伝送路異常時発生時の指令出力・ゲート情報入力処理は、動作中のゲートを動作停止し、ゲート情報入力は、正常時の最終情報を保持するものとしてよろしいでしょうか
質問11.   伝送速度の確保(2秒1cm)は、性能要求なのではないでしょうか
質問12.   放流操作装置のFAパソコン障害発生時の誤動作防止とありますが、ゲート動作は、機側盤の処理になるのではないでしょうか
質問13.   操作員の誤操作防止とありますが、メーカ独自の画面説明や音声ガイダンスで対応することとしてよろしいでしょうか
質問14.   放流操作装置のFAパソコン障害発生時の誤算出防止とありますが、算出した結果現在の開度と大きく異なる結果が算出された場合は、ガイダンスによるオペレーションを行いますか。それともその場合は、目標値更新を見送り再度数分後算出し直しますか。具体的な対処方法を明確にする必要があると思われます。
質問15.   目標放流量の合理性チェックとありますが、合理性のチェック項目を具体的に記す必要があるのではないでしょうか
質問16.   目標開度の合理性チェックとありますが、合理性のチェック項目を具体的に記すべきではないでしょうか。
質問17.   放流操作装置のFAパソコン障害発生時の誤算出防止とありますが、障害時は、健全な状態に戻すために再起動により復旧するように動作させますか
質問18.   操作員の誤設定防止とありますが、設定範囲チェック、他の設定値との整合性チェックなど、具体的なチェック項目を示す必要があるのではないでしょうか
質問19.   誤計測防止は、入力処理にて行う異常データの除去と理解してよろしいでしょうか
質問20.   正副貯水位切替処理については、入力処理や装置異常により切替ることでよろしいでしょうか
質問21.   計測設備異常発生時の処理は、入力処理にて異常を検出して欠測を認識できるもので宜しいでしょうか